電源ON時のシェルリジューム抑制機能について

更新日: 2000年11月1日

概要

アプリケーション実行中に電源を切ってWonderWitchを終了した場合、 次回電源投入時にシェルがリジュームします。 これはユーザプログラムを実行する際、シェルが自身をサスペンドしてから ユーザプログラムを起動するためですが、 $MEG_AUTORUNによって自動実行プログラムを指定する際などには 電源再投入時にリジュームではなく初期状態から起動したい場合がありました。

このような場合のために、FreyaOSの起動時にシェルのリジュームを抑制する機能が 「シェルリジューム抑制機能」です。

利用方法

本機能を利用するには、初期設定ファイル /rom0/init.rc に環境定数DISABLE_SHELL_RESUMEを定義し、 その値を "true" とします。

例えば、電源ONでカレンダープログラム(/rom0/calendar)を実行し、 カレンダープログラムを実行中に電源OFFした場合でも、 電源再投入時に再びカレンダープログラムを起動するためには、 以下の内容を記述したファイルを /rom0/init.rc に配置します。

$MEG_AUTORUN=/rom0/calendar
$DISABLE_SHELL_RESUME=true

対応OSのバージョン

本機能が利用できるのは、FreyaOS 1.0.3以降のバージョンです。
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