WonderWitch 技術情報 2002/3/5

2002年3月5日公開の技術情報です。

存在しないファイルのオープンで open(), fopen() がエラー値を返しませんでした

ライブラリ関数 open(), fopen() で、存在しないファイルのオープンを行った場合にエラー値を返していませんでした。

この問題はオペレーティングシステム内部の FsIL に起因しており、 修正のためには FreyaOS の入れ換えが必要となります。

この問題を修正した FreyaOS をダウンロードページで提供いたしました。(FreyaOS 1.1.5)

ダウンロードページ


SoundIL の bgm_stop() に不具合がありました

SoundIL で、sound_open() の後、何も演奏せずに bgm_stop() を呼ぶと内部のメモリを破壊する不具合がありました。

これらの修正行った SoundIL をダウンロードページで公開しました。(SoundIL 1.02)

ダウンロードページ


ワンダースワンカラー用の suspend/resume 機能を実現する ResumeIL を公開しました

これまでワンダースワンカラーの、16色カラーモード、16色カラーパックトモード、4色カラーモードで suspend/resume 機能を使用した場合には、パレット情報とキャラクタ情報が保存されない制限がありました。

ResumeIL によりこれらの制限をなくしました。また、通称「1024キャラ」機能をサポートしています。また、再配布用 Notice を添付することにより再配布が可能です。

ResumeIL の使用時には次の制限があります。

ResumeIL をダウンロードページで新規提供しました。

ダウンロードページ


ワンダースワンカラーで 1024 個のキャラクタを使用する方法 (1024キャラ機能)

ワンダースワンカラーでは内部メモリが増加し、1024個のキャラクタを扱うことが出来るようになっています。これまで FreyaOS のサスペンド・リジューム仕様との整合性のためサポートが見送られていましたが、今回 ResumeIL を提供したことにより、正式に 1024 キャラクタの使用方法を公開します。(通称「1024キャラ」機能)


1024キャラ機能を使用したプログラム例は ResumeIL のパッケージに含まれるサンプルプログラムを参照してください。


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