WonderWitch 技術情報 2000/08/16
2000年8月16日公開の技術情報です。
Tipsのページに、以下の内容を追加しました。
- init.rcから呼び出されるRunnableILの制限に関する説明
- KEY_PRESS_CHECKとKEY_HIT_CHECKに関する説明
- LCD描画ライン関連機能に関する説明
→Tipsページ
システム制御BIOS機能のSYS_INTERRUPT_SET_HOOKで、
LCD描画ライン検知割り込みに関する記述がありますが、
検知すべきライン番号を指定する機能が提供されていませんでした。
また、現在表示中のライン番号を取得する機能も提供されていませんでした。
これらの機能を含むライブラリと、これらの機能に対応したヘッダーファイルをダウンロードできるように準備しました。
また、この機能の利用方法の説明をTipsページに追加しました。
→LCD描画ライン関連機能の説明
→ダウンロードページ
キー制御BIOSの機能KEY_SET_REPEATのC言語からの呼び出し形式の説明で、
第一引数rateにオートリピート間隔を、
また、第二引数delayにオートリピート開始遅延をそれぞれ指定するとなっています。
しかし、libww.libに含まれる関数key_set_repeat()、および、
BIOS_INLINEマクロ定義時のインラインアセンブラの定義が間違っているため、
rateとdelayの値が入れ替わって設定されていました。
この問題を修正したライブラリおよびヘッダファイルをダウンロードできるように準備しました。
→ダウンロードページ
テキスト画面BIOSの機能、CURSOR_GET_LOCATIONの説明で、
引数と戻り値の説明が間違っていました。
正しくは、引数がなしで、AL、AH、DL、DHにそれぞれX座標、Y座標、横幅、高さが返ります。
この修正を反映したオンラインマニュアルを準備しました。
→ダウンロードページ
画面制御BIOSの機能、SCREEN_SET_CHAR、および、SPRITE_SET_CHARの説明で、
フォントの反転表示を指定するビットの対応が間違っていました。
正しくは、ビット15が縦方向反転、ビット14が横方向反転です。
この修正を反映したオンラインマニュアルを準備しました。
→ダウンロードページ
スタートアップルーチン中でTEXT_SET_SCREEN機能を呼び出す際に、
ALに指定すべきスクリーンをBXに指定していました。
また、データセグメントの値をシンボルDGROUPで参照していたため、
リンク時に絶対アドレスを指定する必要がありました。
これらについて修正を行なったソースおよびコンパイル済みのオブジェクトを
ダウンロードページから取得できるようにしました。
→ダウンロードページ
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